【書評】ラダック(西チベット)舞台のファンタジー漫画「流転のテルマ」

sponsored links

インドのラダック地方が舞台の漫画「流転のテルマ」全4巻、読みました。流転のテルマ
といっても、漫画の中では“ラダック”という設定ではなく、“西チベット”という表現を使ってます。

流転のテルマ (1)

以前、東京のダライ・ラマ法王事務所にお邪魔したときに本棚にこの漫画が置いてあって。

 

「あれ?こんなチベットものの漫画なんてあったんだ」と、ちょっと気になってはいたんです。

 

そして数日前、Kindle本の読み放題プラン「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」に登録したところ、この「流転のテルマ」も全巻読み放題リストに入ってたのです。

 

ちなみに。この「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」、月額980円で和書12万冊洋書120万冊以上が読み放題!!というもの。1ヶ月無料お試しキャンペーンがあったので登録してみましたが、これは使えますっ!雑誌も書籍も漫画もあります。

 

Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)はダメだ!!」なんてブログ記事も見たのですが、ダメだという理由が「最新の読みたい本がリストにない」というもの。

 

個人的に「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」登録してみた感想としては、月額980円の割にかなり本や雑誌のラインナップは充実してるなーと思ったんですけどね… 最新、とまではいかないにしても。割と新しい本、話題になった本もそろってますよ。

月に1〜2冊読んだら元がとれそうだし。私は無料期間過ぎた後も契約しようと思ってます。

 

使えねえな、と思った方は、読みたい本だけさっさと読んで、1ヶ月の無料期間終えたら解約したら良いのではないでしょうか。

 

はい、余談でしたが。

 

流転のテルマ」の話にもどります。

主人公は日本人の大学生、徳丸くん。ある日行方不明の兄から「助けてくれ」とメールが届く。

兄を探しに徳丸くんは西チベット(ラダック)に降り立ち、日本語の話せる現地ガイド、ソナムとキッチンボーイ(料理作る係)のナムギャルと一緒に外国人入域不可能な地域、ヌン谷へと向かう…

 

という話。

 

左がガイドのソナムで右が徳丸くん。

流転のテルマ

画像参照:チベット転々旅行社●西チベットの漫画制作日記―恋するチベット

 

全4巻ですが、最終巻だけ電子書籍版しか出てないみたい。

流転のテルマ

画像参照:チベット転々旅行社●西チベットの漫画制作日記―恋するチベット

 

作者はこれがデビュー作?らしい「蔵西」さんという方。

おそらく「チベット」の中国語読みである「西蔵」からペンネームをつけたんだろうなー。と思われる。

 

ペンネームにも使用するくらいですからね。「流転のテルマ」もすごくチベット愛に溢れた漫画です。

チベット文化圏の衣装や文化、料理をする場面や家の作りとかすごく丁寧に描かれてあって。

しかもただの紀行エッセイ漫画じゃなくて、ちゃんとひとつのノンフィクションのファンタジー漫画として完成しているところが素晴らしいと思いました。

 

で、まぁ読んでてひとつ気になるところがあったんですけど、

 

いや、私だけじゃなくて他の人もそういう書き込みしてるから書いちゃうけど、

 

割と「腐」です。

流転のテルマ

腐女子のみなさまが喜びそうなキャラクター、設定、描写が随所に出てまいります…

 

満員電車のなかで読んでて、いきなりソナムの裸とか出てきた(遊牧民族出身なので裸で寝るという設定。。。)からね。

 

やばいやばい俺も電車のなかで堂々とBL(ボーイズラブ)コミック熟読してる腐の一員だと思われるっっ汗。て焦ってめっちゃページをスクロールしました。左から右への指のスクロール速度半端なかったと思う。その時の私。

 

あまり書くとネタバレになってしまうので詳しく書きませんが、この徳丸くんもお話のなかで女装するんですわ。

 

このソナムが登場したときも思ったんだけど、こんな感じのイケメンなチベタン男子、現地にいるわ。いるいる。

 

誰が名付けたか、まさに「山サーファー」(色が黒くて若干チャラい系かつワイルドなヒマラヤ男子)ですよ。

 

チベットのアムド地方からインドに亡命した難民という設定みたいですね。

 

完全なるBL漫画ではなくちゃんとお話の中では徳丸くんもソナムもそれぞれ好きな女の子ができます。

ヌン谷の村で出会う女子、ラモちゃん。

 

流転のテルマ

州立大学に通う学生で長期休暇で帰省中という設定。

 

巻末の制作エピソードに描かれていたのですが、ラダックの都市部にいるシュッとしたパンジャビドレス(インドのカジュアルな民族衣装。現地人はクルタとか呼ぶかも)を着こなしてる若い女の子たちをモデルに描いたらしいです。

 

ほんと、ちゃんと取材してよく現地の人々を観察してるなーと思いました。

 

私がもうひとつ感心したのは、ラダックの家庭料理、スキウ作りのシーン。

チベットでは「テントゥク」といいます。

小麦粉を水で練って長く伸ばしたものを、皆でわいわいスープの中にちぎりながら入れる。

そう、なぜか皆でやる。そんで「生地が厚すぎる」「遅い」とかいろいろ文句を言われる。

 

作者の方にはぜひこれからもチベットやラダックを題材にした漫画を描き続けてほしいところです!

 

ブログの更新情報は↓
CHARKHASTOREFacebookページ
AYAKO IIJIMATwitter にて *゚+.*.。゚☆

< ” target=”_blank”>
< ” target=”_blank”>ブログランキング・ へ
” target=”_blank”> ランキング
マクラメ天然石アクセサリー&インド布★オンラインショップCHARKHA STORE

 

 

 

sponsored links