この世界の片隅に原作者が描く暮らしの手帖マンガ「さんさん録」【書評】

さんさん録
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映画「この世界の片隅に」が大ヒットしてますね。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

こうの史代さんの漫画を初めて読んだのは、夕凪の街 桜の国 という作品。2013年にヒンディー語訳されインドで出版されました。

ちなみにこの世界の片隅には戦時中のお話ですが、夕凪の街 桜の国 は戦後の広島や現代の被爆二世のお話です。

こうの史代さんの漫画、スクリーントーンすら使わずペンを地道に重ねて描きあげる画風、まるで北斎漫画のようなすばらしいデッサン力に裏打ちされた人物のポーズや表情、そして丁寧に淡々と進んでいくコマ割り、ほっこり&しみじみした空気感が唯一無二だと思います!

さて、今回はそんなこうの史代さんの作品の中から私が大好きなお話、さんさん録をご紹介します。

初老男性の織りなす暮らしの手帖

さんさん録は妻を亡くした初老の男性、奥田参平が息子夫婦の家に転がり込むところからお話がはじまります。

参平の息子の詩郎、その妻の礼花さん、小学生の娘の乃菜の3人家族のところにいきなり入り込んだものの、なんとなく居心地が悪い参平。

そんな折に荷物の中から亡くなった妻が地道に書き溜めていた「奥田家の記録」を発見。
さんさん録

そこには料理や洗濯などのヒントや、家族メンバー全員の好きなものなど詳細が丁寧に書かれていたのです。

さんさん録
参平は妻の書き溜めた暮らしのヒントを元に、あたらしい家庭での居場所を見出すために主夫になる決意をします。

というわけで、漫画の中には料理やDIY、編み物やそうじなど数々の生活の豆知識がでてきます。
さんさん録

淡々とした独特の空気感がたまらないです。セリフがまったくないお話もあったりするんですよ。おっさんの悲哀みたいなものがコミカルに描かれてます。

そして虫好きの小学生女子乃菜のキャラクターも最高!(これは読んでみないとわからないはず)

もうひとり、メインの登場人物に息子の詩郎を引き抜こうとする人材会社の仙川さんというきれいな女性が出てきます。

仙川さんは詩郎に思いを寄せているのですが、参平と徐々に仲が深まっているようないないような…そんな恋愛要素もほんのりあったりします。

この世界の片隅に とはちょっと違う、日常生活の機微を丁寧に描いたさんさん録、おすすめです!!

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