【書評】Kindleアンリミテッド内のトンデモ本『タルパ・コンプレックス』

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Kindle Unlimited(キンドル本読み放題)は月額980円(税抜)で指定本や雑誌、マンガが読み放題のサービス。

普段は手にとらないような本でも試しに読んでみるとなかなか面白かったり、逆に期待はずれに終わったりと様々な発見があります。

先日ご紹介した雑誌LDKも読み放題リストにはいってますよ。
過去記事:「広告、ステマ一切なし。ガチ検証雑誌LDKの影響力はすごかった

Kindle Unlimited(キンドル本読み放題)、良い発見もあれば、“トンデモ本”との出会いももちろんあります。

トンデモ本とは…「著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる本」という意味で、エセ科学との評価を受けている事象を真正の科学であると主張したり、オカルトを本気で主張している本、さらには単に内容がでたらめの本の意味で使われる。

脅威のトンデモ本、チベット密教最後の謎を解き明かすタルパ・コンプレックス

タルパ×コンプレックス

チベット仏教に関する本だと思いうっかりダウンロードしてしまいましたが。

タルパ×コンプレックスはまさにトンデモ・オカルト本以外のなにものでもありません。

人がイメージの力を駆使してつくりあげた「想念形態」とか、「幻身」「幽体」みたいなもの、タルパ。それを自力でつくり出す方法が書かれているのがこのタルパ×コンプレックス

アレクサンドラ・デビッドニールというフランス人女性探検家が20世紀初頭に出版したチベット魔法の書―「秘教と魔術」永遠の今に癒される生き方を求めてで、はじめてタルパについて紹介されているらしい。

(本の中でもちゃんと書かれていますが、実際のチベット語の「タルパ」とは意味が違いますよ。)

この本のなにがそんなにクレイジーなのか

いろいろと突っ込みたいところはたくさんあるのですが、まずこの記述。

「国内のタルパの知名度や人気ぶりは各種メディアにかぎらず、実際にネットで検索してみると肌で感じることができます。」

「ネット上では多くの人々がブログやSNSを通じて活発に意見や情報の交換を行っています。」

「いまやタルパは日本におけるひとつのサブカルチャージャンルとして変化を遂げているのです。」

…え?そんなにタルパづくり流行ってる?ヤングたちが「タルパつくってみた」「#タルパ#たのしい#レシピ」とかつぶやいたりしてる?

「まずは思念体をつくってみよう。長かった堅苦しい話も終わり。ここからは楽しい作業のはじまりです。」

なにこのワクワクさんとゴロリの工作みたいなノリ。

この楽しい作業過程では、思念体の誕生日や役割、名前を決めたりするわけです。

神や仏と同じように思念体の性質を元に名前をつけよう、と言っている割には、好きなキャラクターの名前とか参考にしてみてもいい、と書かれている支離滅裂感。

さらにクレイジーなQ&Aコーナー

いろいろクレイジーな質問と回答が載せられていますが、これが1番やばい。

「Q.思念体を恋人にしたいのですが…」
「A.この本のなかで紹介している思念体は、結果的に自分の中の理想の異性に近づいていく存在です。自分の思念体を恋人のように思うこと、それ自体は心に安定をもたらしうるでしょう。社会生活とのバランスを考えながら付き合うようにしてください」

途中までは応援ムードのくせに最後の最後で社会生活とのバランスを考えながら付き合うようにしてください。と温度が下がるお答え。

あとね、「思念体の外見をきめよう」の項目で、「ロボット型、不定形、発光体、モンスター、結晶、天使、武具などその選択肢は無限にあります」って言ってるわけ。

理想の異性が武具ってなに?

読み進めるほどにツッコミどころ満載なトンデモ本タルパ×コンプレックス

興味があったらKindleアンリミテッドに登録してる方は読んでみてはいかがでしょうか。

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