【書評】手塚治虫パロディ漫画家による、有名人たちの「うつ抜け」ストーリー【感想】

田中圭一 うつ
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本当に手塚治虫さんが描いているかのような完全コピー画風で描くマンガで有名な田中圭一さん。

そんな田中圭一さんが自身のうつ病体験および他の著名人たちや周りの人たちのうつ病、うつ抜け体験を描いたマンガが、うつヌケ うつトンネルを抜けた人たちです。

おすすめ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
スピリチュアル度:★☆☆☆☆

あらすじ・概要

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著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック!Amazonの「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」紹介文より

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」は著者の田中圭一さんの「自分と同じように苦しんでいるうつ病の人たちの力になりたい」という強い想いが全体を通して伝わってきます。

うつ病をテーマにした漫画といえば、うつ病にかかったダンナさんの体験を描いた作品で、映画やドラマにもなった「ツレがうつになりまして。」が有名ですが…。


Amazonビデオより

ツレがうつになりまして。」を読んだり観たりして、うつ病に対する理解を深めた人も多いかと思います。

しかし、今回紹介する「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」は、自分の体験談だけでなくおよそ16人ものうつ病経験者、現在も苦しんでいる人たちの実体験を漫画にすることで、よりいろいろな方向から「うつ病」という病について知ることができます。

また、手塚治虫さん風の魅力的で親しみやすい絵柄で描かれているので、「うつ病」という病がテーマだけど暗くならずに誰にでも読みやすく引き込まれる内容になっていると思います。

あの人もこの人も、うつ病経験者だった

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たちで紹介されているさまざまな著名人の「うつ病」ストーリー。

こうしてインタビューに答えて自分のうつ病ストーリーを語れるくらいなので、みなさんそれぞれに「うつ病」とのつき合いかたを身につけている人たちです。

私の好きな大槻ケンヂさんもその中のひとりとして登場。
大槻ケンヂ うつ抜け

ミュージシャンとして、タレントとして絶頂期のさなかに実の本人は病に苦しんでいたんですよね。
(そういう芸能人って実は多いのかもしれない…。)

また、他にも2004年に「邂逅の森」で直木賞を受賞した熊谷達也さん、現代人のこころを解く「疲れすぎて眠れぬ夜のために」などのエッセイを手がける内田樹さん、大ヒット「しあわせ占星術」の著者である占星術エッセイストまついなつきさんなど、様々な著名人のうつ病体験が描かれています。

うつ病経験者だけでなく、「マンガで分かる心療内科」の原作者のゆうきゆうさんへのインタビューもあり。患者だけでなく、医師からの視点で「うつ」という病が語られることで客観的にわかる知識もあります。

うつ病になりやすい人、なりやすい状況

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たちにも書かれていますが、うつ病にかかりやすい人は、かなり仕事ができる人が多いです。

責任感が強く、人からの期待や頼まれた仕事を断れないし、いいかげんにやり過ごせない。

真面目に頑張ることや努力すること、社会的に責任を果たすことが当然だと思っているので、うつ病にかかって自分が「社会的に責任を果たすこと」ができなくなってさらに落ち込んでしまうみたいです。(この漫画を読んで個人的にそう感じただけですが)

内田樹
こちらは内田樹さんのエピソード。

お医者さんから「まずあなたは、結婚式と葬式を休みなさい」と言われてだいぶ楽になったのだとか…。

仕事だけでなく、冠婚葬祭も時にがんばりすぎてしまう人たちにはかなりのプレッシャーになるんですね…。

そして、「うつ病にかかりやすい、症状が再発、悪化しやすい状況」については気圧が低い日、季節の変わり目、などがあげられています。

さらに大きなきっかけとしては、大震災が起きた時に、ここに描かれている多くの著名人が影響を受けていました。

熊谷達也 うつ抜け

実際に被災していなかったとしても、人間の力ではどうにもならない災害のニュースを目にしただけで自分のなかの不安感がむくむく芽を出すのかも。

まとめ

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うつヌケ うつトンネルを抜けた人たちにはうつ病とうまくつきあっていく方法や、うつ病から抜け出た人たちに共通する体験なども書かれています。今はうつ病にかかっていない人でも、誰もが不安の芽は内側に持っていますし、「うつ病とは無縁そうなエネルギッシュな人」が逆にうつ病にかかるケースも多いそう。今後うつ病にならない様、自分でちゃんとバランスをとる行動や態度のヒントにもなりそうです。

ちなみに、私は単純に手塚治虫先生の大ファンなので、手塚先生のような絵柄の漫画を読んでいるだけでうれしくなります。。。

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