【チベット仏教】釈迦の月。サカダワのシーズン真っ盛りです。

馬場崎研二 チベット タンカ
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今はチベット歴で「サカダワ」の真っ最中です。

サカダワはチベット暦4月のこと。サカは釈迦、つまりお釈迦様のこと。ダワはチベット語で月。

今年(2017年)は5月26日から6月24日までがサカダワです。

サカダワの満月の日(今年は6月9日)は、お釈迦様が誕生・成道・涅槃された日とされています。

2014年のサカダワに書いた記事「チベット仏教的に年に一度の確変月です。
2015年のサカダワに書いた記事「ありの大量発生と不殺生とサカダワ。」

このサカダワ・シーズンは、良いことも悪いことも、自分の行いが何万倍にもなって返ってくるといいます。

この時期は特に殺生は厳禁。うっかり小さな虫があらわれてもそっと逃してあげましょう。。。

月の似合う土地、ダラムサラ

実は今がサカダワだということをすっかり忘れていたのですが、この本を読んでて思い出しました。

こんな時期だからこそ巡り会えたのかもしれないと思える本。

日本人のタンカ(チベットの仏画)絵師、馬場崎研二さんが約20年前に出版された本。「異境―日本人チベット・タンカ絵師の世界

1977年旧暦の3月15日、偶然にも月蝕の日に異境ダラムサラにたどり着いた著者。

ダラムサラで偉大なるタンカ絵師の師匠と出会い、そのまま約30年ダラムサラの地に住んでいたそうです。

この土地ほど私が月の存在を意識した場所はない。
そういえばチベット人たちは今もなお
太陰暦に基づいて宗教行事を規定する
こういう私もまたいつしか
タンカの尊顔の開眼は
満月か新月の日と決めていた

月が支配する世界
異郷ダラムサラ
異境―日本人チベット・タンカ絵師の世界より引用ー

美しい絵がかける人は文章まで美しい。。。

たしかに、ダラムサラには月が似合う。あのしっとりとした空気を帯びた異郷。インド世界の中のチベット。

でも、昔のダラムサラのほうがもっと美しかったんだろうなー。

ダラムサラの旅の記事はコチラ

異境―日本人チベット・タンカ絵師の世界はタンカに描かれているあらゆる神様などのモチーフの説明がひとつひとつ詳しく書かれていて、新しい発見がたくさんありました。

さて、話は戻りますが。このサカダワ・シーズンは特に、意識して功徳積んでおきましょう。

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